About me
プロフィール

木工家・前田公康

高校生時代に、木工家であった父の木工工房で木彫の手習いを開始する。
一時、静岡県出身で彫刻家である池上瞬先生の下、木彫を正式に学び、人生の前半を技術屋として、後半を木工職人として生きることを、学生時代に決める。

企業を退職後、家族の介護を行いながら、木工創作活動を開始する。
2013年介護生活が終了し、翌年の2014年に、物創りに大変理解のある今の妻と結婚。木工工芸の仕事を立ち上げる。

介護生活10年を通して、人と人との触れ合いの大切さ、思いやる気持ち、有難さを痛切に感じ、この貴重な体験が、人に触れられ愛される木工雑貨作りへと導いてくれた。

My history
経歴

東京都杉並区で生まれる

父の立ち上げた木工業に興味を持ち、彫刻の手習いを開始

彫刻家 池上瞬先生に木彫を正式に学ぶ

芝浦工業大学修士課程を卒業、(株)LIXILの前身に入社

父との会話の中で煮詰めていった「鏡の新しい装飾技法」の特許を出願

家族の介護の為に退社

「鏡の新しい装飾技法」とLEDライトを組み合わせた輝る装飾鏡の創作を開始

介護生活を終える

結婚、そして木工工芸の仕事を開始

my belief
信念

「人と触れ合い、慣れ親しめる」作品創り

小さい頃から工作好きで、一人没頭して物創りをしていました。

父が始めた木工業を手伝いながら木彫を習い、また、学業では工業系、そして就職先はメーカーと、それまでの人生全てが物つくり中心で廻っていた様に思います。

家族の介護で生き方が一変。全てが人との繋がりで、右も左も解らない中、一つ一つ教えて頂く毎日で、感謝感謝の連続でした。

そして気が付けば、10年経過していました。

介護生活を終え、物創りの出来る環境になった今、この10年で学んだ掛け替えのない財産を、これからの好きな物つくりに生かしたいと思い、「人のぬくもりに触れ合える、そして親しんで頂ける物つくり」を目指し、作品の制作に取り組んでいます。

“調和”や“くつろぎ”を感じさせ、精神性に通じると言われる「八角形」にも注力し、作品にこのデザインを採用しています。

我が家は60年間いつも猫のいる暮らしでしたので、愛らしい猫を中心にモチーフとした作品が多く、コーヒーフィルターホルダー、ロールペーパーホルダー等はその思いを込めた最初の作品です。

また、猫好きの方のために使っていただける猫の箸置きなど、食卓を飾り見て触れて楽しい小物作りも手がけています。日常の生活やデスクワークで、ちょっと雰囲気を変えてくれる小物たちとして、菓子皿やペンホルダーの制作など、日々の生活にワンポイントとして、彩りを添える作品作りを提供していきます。

Vision and values
今後の展開

木工雑貨の作品制作

多品・多形の木工雑貨の作品作りを目指し、日常生活に華やかさを添えたい。

輝く装飾鏡の魅力を追求

輝く装飾鏡(LUCENT MIRROR )の魅力を一層高めるための作品作り。

漆塗りの作品制作

漆塗りの持つ堅牢且つ優美さそして厳格な技法を学び、作品作りに生かしていく。

hobby
趣味

木工、木彫、そして写真へ
  • 唯一の趣味は50年間近く続けて来た木工・木彫でしたが、この度、趣味が転じて本業となりました。
    最近、写真に魅力を感じ始めた事で、新たな趣味にしたいと思っています。
    身近な草花の撮影を始めることにしています。

wood work equipments
使用機器

KIMI Wood Studioの主要機器

以下の機器を使用し、作品を制作しています。

  • ミシン糸鋸-ASAHIKOKI(株)GR400
  • 小型丸鋸-協和製作所Petty Work 300
  • 木工旋盤-(株)山戸製作所製
  • 小型自動固定式カンナ-(株)マキタ電気製作所 300自動カンナ
  • 板材からの切り出し、ひき割り、平面出しは手鋸及び手カンナを使用。
  • その他木工に係る道具一式